ファナックのAI戦略機械・ロボット
全商品群に実用的なAI機能を入れ、お客様が商品を効率よく使えるようにします。報道では、日立とフィジカルAIで提携し、AI搭載ロボットの実現を目指しています。
ファナックのAIの取り組みについて、集めた報道と会社自身の発表を新しい順に積み上げたページです。報道と発表を分けて示し、同業の動きと並べて読めます。
最近の報道と発表から
このライブラリーが集めた報道と、会社自身の発表(有価証券報告書・決算説明などの資料と、発表・リリース)から、ファナックのAIの取り組みを新しい順に並べています。網羅しているわけではありません。報道は報道機関の記事で、会社が発表していない内容も含まれます。報道の行は、記事の本文からAIが取り出したその会社の動きです。日付は報道日・資料の日付です。
同業と並べる機械・ロボット・7社
同じ業界で、会社自身の資料にAIの取り組みが書かれている会社を並べ、テーマごとの数を比べています。
数は、各社が出した資料(有価証券報告書・統合報告書・決算説明資料など)の中で、AIの取り組みを書いた文の数です。並べた7社の資料は2025年3月〜2026年6月のもの(合わせて13本・92件)。
| 会社 | 製品・サービスへの組み込み | 人材・組織・体制 | ガバナンス・リスク管理 | 社内業務の効率化 | 製造・現場・物流 | 研究開発・設計 | AI基盤・データ・計算資源 | 新規事業・収益化 | 投資・提携・買収 | 合計 | 最新 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ファナック国内 | 12 | 2 | 1 | 15 | 6月22日 | ||||||
| 安川電機国内 | 10 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 | 22 | 5月25日 |
| オムロン国内 | 7 | 5 | 6 | 1 | 1 | 1 | 21 | 6月22日 | |||
| 三菱重工業国内 | 5 | 3 | 3 | 11 | 6月24日 | ||||||
| ダイキン工業国内 | 8 | 1 | 1 | 10 | 6月24日 | ||||||
| 小松製作所国内 | 5 | 1 | 1 | 7 | 6月18日 | ||||||
| クボタ国内 | 4 | 1 | 1 | 6 | 3月16日 |
数は、会社自身の資料からAIに関わる文として取り出した数です(テーマ・段階は文からの判定)。資料の出し方・頻度は会社によって違います。
集めたニュースでの登場週ごと・2026年5月11日〜2026年11月7日
このライブラリーが毎朝集めているニュースのうち、社名が出た記事の数です。世の中の報道の総量ではありません。並べた会社は「同業と並べる」の表と同じ会社(6社)です。棒の高さは会社ごとの目盛りで、推移の形を比べられます(「同じ目盛り」に切り替えると、数の差が見えます)。
会社自身の発表の記録新しい順・15件
ファナック自身の資料(有価証券報告書・決算説明など)から、AIに関わる文をそのまま引いています。色の札は「何を変えるか」、点線の札は「どこまで来たか」で、どちらも文からの判定です(会社がそう名乗っているわけではありません)。
「そして、最新の制御・デジタル・IoT・AI技術をFA・ロボット・ロボマシンの全ての分野に積極的に適用していくことで、お客様がファナック商品をより効率的にご利用いただけるよう取り組みます。」
「さらに、最新の制御・デジタル・IoT・AI技術の積極適用により産業の効率化と付加価値の創出を一層推進します。」
「このため当社グループは、これまで培ってきた優位性を活かしつつ事業環境変化に柔軟、迅速に適応できるよう、最新の制御・デジタル・IoT・AI技術の積極適用により産業のオートメーションを一層推進することで、競争力の強化に努めていきます。」
「AIにつきましては、FA・ロボット・ロボマシンの全商品群において、より実用的なAI機能の開発を推進しています。各研究開発本部では、新たなAI機能の開発と、これまでにリリースしたAI機能の改良や適用範囲の拡大に取り組んでいます。」
「近年は、全社的に生成AIの活用検討を進めており、その成果は社内業務の効率化として着実に表れています。」
「また、生成AIの商品への応用についても検討を進めており、ロボット分野におけるフィジカルAIのアプリケーション事例を発表しました。同様に、工作機械分野におけるフィジカルAIのアプリケーションを検討しています。」
「さらに、当社はAIの進化をロボットに適用したフィジカルAIを加速させるため、オープンプラットフォーム対応を強力に推進しました。」
「まず、オープンソースのロボット開発プラットフォームROS 2上でファナックロボットを駆動する専用ドライバを、オープンソースソフトとしてGitHub(ソースコードの保存・共有・管理ができる世界最大級の開発プラットフォーム)に公開しました。これにより世界中のユーザがROS 2を利用して、可搬質量3kgから2300kgの幅広いファナックロボットを制御することができます。」
「また、AI開発で広く使われるプログラム言語PythonをPCなしにロボット制御装置単体で実行できる機能を開発しました。加えて、PCから送られるロボットの動作指令を1msの超高速周期で実行するストリームモーション機能を開発しました。」
「そして、IoT・AI技術をFA・ロボット・ロボマシンの全ての分野に積極的に適用していくことで、お客様がファナック商品をより効率的にご利用いただけるよう取り組みます。」
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「さらに、当社グループは、今後も競争力の高い商品を開発し市場投入していくうえで、IoT・AI技術を必要不可欠なものと考えております。これらの技術をFA・ロボット・ロボマシンの全ての分野に積極的に適用していくことで、お客様における生産の効率化を一層推進します。」
「AIにつきましては、FA・ロボット・ロボマシンの全商品群において、より実用的なAI機能の開発を推進しています。」
「次世代技術研究所では、将来を見据えた基礎的なAI機能の研究を行っています。」
「各研究開発本部では、新たなAI機能の開発と、これまでにリリースしたAI機能の改良や適用範囲の拡大に取り組んでいます。」
「活用検討に注力しており、社内業務での活用や一部では商品への応用検討が進められています。」
報道の要点新しい順・13件
集めた記事の本文から、ファナック自身のAIに関わる動きを、AIが取り出したものです(人は確かめていません)。同じ動きを伝えた記事は1つにまとめ、日付は最初に伝えた記事の日です。括弧の中は、実際に動いた子会社です。札は発表の記録と同じく、本文からの判定です。
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このライブラリーの読み解き2本
毎朝の読み解き(タブ「今日」)でファナックを取り上げた日です。
読み解きを読む
セッションでは、競争優位の源泉がセンス・シンク・アクトのループを回す速度へ移り、デジタルとフィジカルの組み合わせは実際に作って早く見極める勝負になると語られていました。ファナックがオープンな環境でフィジカルAIの実装を進め、すでに数千台規模の受注を獲得している動きは、構想を現場で形にし、改善のループを早く回す競争段階に入ったことを示唆しています。
読み解きを読む
セッションでは、データ優位の定義が変わり、現場に眠る映像などのデータが競争資産になると確認しました。製造などの現場を持つ企業に反撃の機会があり、モデルが共通化へ向かう中で価値は独自データと業務文脈の側に移ると語られていました。競合3社が連携してデータ収集に挑む動きは、まさにフィジカルな現場データを握る企業が、共通化するAIの頭脳に対して自らの優位性を築こうとする象徴的な転換点と言えます。
つながり
集めた記事で一緒に名前が出たものと、同じ業界の会社です。課題の種は、AIが書いた挑戦案です(実際の事例ではありません)。
一緒に名前が出た会社
- 日立製作所一緒に出た記事 14本
- 安川電機一緒に出た記事 6本
- Alphabet(Google)一緒に出た記事 6本
- NVIDIA一緒に出た記事 5本
- トヨタ自動車一緒に出た記事 2本
一緒に出る言葉
- フィジカルAI(Physical AI)一緒に出た記事 28本
- 生成AI(Generative AI)一緒に出た記事 3本
出来事の流れ
このページについて
- 作り方
- 会社自身の資料(有価証券報告書・決算説明など)からAIに関わる文を自動で取り出し、毎朝集めるニュースの社名の出方と合わせて積んでいます。集めた範囲の記録で、会社の方針のすべてではありません。人は内容を確かめていません。
- 報道と発表
- 出典が会社自身(資料・ニュースリリース・公式サイト)なら「発表」、それ以外の媒体なら「報道」の札を付けています。報道には、会社が発表していない内容(取材による報道・観測記事)も含まれます。
- 報道の要点
- 集めた記事の本文から、その会社自身のAIに関わる動きをAIが取り出したものです。記事が別の会社の話と判定されたときは、この会社の記事(最近の記事・登場の推移・つながり)に数えていません。
- 札
- 「何を変えるか」「どこまで来たか」「テーマ」は、文からの判定です。
- 同業
- 同じ業界で、会社自身の資料にAIの取り組みが書かれている会社が3社以上あるときだけ並べます。3社に満たないときは、同じくくり(製造業・金融など)の会社を足して並べます。
- 日付と更新
- 日付は報道日・資料の日付。毎朝更新、最終更新 2026年11月7日。
- このライブラリー
- AI戦略ライブラリーは、AI戦略実践プロジェクトの一環で作っています。 プロジェクトは、事業を動かす方々がAIを前提にした戦略を実際に作り・動かす実践の場で、月1回のセッションがあります(参加費とお申し込み)。 ほかの会社は戦略の棚から。