KDDIのAI戦略通信・IT
生成AIを使った法人向けソリューションをパートナーと提供し、AI労働力を支える新事業をつくる構想です。報道では、リコーとGPU非依存のソブリンAI基盤を検証し、コンビニ品出しのフィジカルAIにも取り組んでいます。
KDDIのAIの取り組みについて、集めた報道と会社自身の発表を新しい順に積み上げたページです。報道と発表を分けて示し、同業の動きと並べて読めます。
最近の報道と発表から
このライブラリーが集めた報道と、会社自身の発表(有価証券報告書・決算説明などの資料と、発表・リリース)から、KDDIのAIの取り組みを新しい順に並べています。網羅しているわけではありません。報道は報道機関の記事で、会社が発表していない内容も含まれます。報道の行は、記事の本文からAIが取り出したその会社の動きです。日付は報道日・資料の日付です。
同業と並べる通信・IT・8社
同じ業界で、会社自身の資料にAIの取り組みが書かれている会社を並べ、テーマごとの数を比べています。
数は、各社が出した資料(有価証券報告書・統合報告書・決算説明資料など)の中で、AIの取り組みを書いた文の数です。並べた8社の資料は2024年11月〜2026年10月のもの(合わせて26本・609件)。
| 会社 | 製品・サービスへの組み込み | AI基盤・データ・計算資源 | 新規事業・収益化 | 投資・提携・買収 | 人材・組織・体制 | 研究開発・設計 | 社内業務の効率化 | ガバナンス・リスク管理 | 顧客接点・営業 | 製造・現場・物流 | 合計 | 最新 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| KDDI国内 | 7 | 6 | 8 | 2 | 4 | 7 | 2 | 4 | 2 | 42 | 6月25日 | |
| HEROZ注視 | 45 | 2 | 39 | 7 | 4 | 6 | 1 | 2 | 5 | 111 | 7月23日 | |
| ソフトバンク国内 | 7 | 30 | 17 | 3 | 7 | 5 | 5 | 8 | 1 | 2 | 85 | 6月19日 |
| ソフトバンクグループ国内 | 9 | 27 | 6 | 29 | 7 | 4 | 2 | 84 | 6月30日 | |||
| Alphabet(Google)海外 | 24 | 25 | 7 | 9 | 5 | 5 | 2 | 1 | 1 | 79 | 10月29日 | |
| Microsoft海外 | 23 | 28 | 5 | 8 | 2 | 2 | 2 | 6 | 2 | 78 | 10月28日 | |
| ABEJA注視 | 16 | 16 | 5 | 1 | 8 | 12 | 4 | 2 | 2 | 2 | 68 | 11月25日 |
| Salesforce海外 | 30 | 7 | 2 | 5 | 1 | 1 | 6 | 2 | 8 | 62 | 3月2日 |
数は、会社自身の資料からAIに関わる文として取り出した数です(テーマ・段階は文からの判定)。資料の出し方・頻度は会社によって違います。
集めたニュースでの登場週ごと・2026年5月11日〜2026年11月7日
このライブラリーが毎朝集めているニュースのうち、社名が出た記事の数です。世の中の報道の総量ではありません。並べた会社は「同業と並べる」の表と同じ会社(7社)です。棒の高さは会社ごとの目盛りで、推移の形を比べられます(「同じ目盛り」に切り替えると、数の差が見えます)。
会社自身の発表の記録新しい順・42件
KDDI自身の資料(有価証券報告書・決算説明など)から、AIに関わる文をそのまま引いています。色の札は「何を変えるか」、点線の札は「どこまで来たか」で、どちらも文からの判定です(会社がそう名乗っているわけではありません)。
「引き続き、5G通信を中心にIoTやDX、生成AIなどを活用したソリューションを、パートナー企業との連携によってグローバルにワンストップで提供し、お客さまのビジネスの発展・拡大をサポートしていきます。」
「加えて、AI時代の新たなビジネスプラットフォーム「WAKONX」を立ち上げ、法人のお客さまが抱える業界特有の課題解消に取り組み、お客さまの事業成長と社会課題解決に貢献していきます。」
「当社はAI/DX技術を提供している。」
「この「AI前提社会」において、当社はお客さま起点での価値づくりを重視し、日々の中で効果を実感いただける具体的な価値として、お客さまの事業成長に貢献する「AI労働力」、暮らしや体験を変革する「AI生活力」を支える新事業を創造し、社会実装を先導するフロントランナーを目指します。」
「AI前提社会の新たな成長構造として、異分野融合による価値創造手法である「Real-Tech Fusion(お客さま体験におけるリアルとテクノロジーの融合)」、「Infrastructure Fusion(通信基盤とAI基盤の融合)」、「HR Fusion(多様なスキル・経験の融合)」の3つの「Fusion」を推進し、持続的成長を目指してまいります。」
「AIの活用により通信品質の更なる高度化と運用の効率化を推進し、筋肉質な利益構造へと変革することで、グループ成長のための投資原資を創出します。」
「当社は既存のネットワーク技術者やフロント人財が、新技術の専門スキル習得(アドスキル)や「AI武装」を通じ、国内外のグループ各社で実践経験を積むことで、社会実装を担う「両利きの人財」へと進化することを推進します。外部からのハイスキル人財の獲得も進めながら、イノベーションを生み出し続ける企業風土を醸成してまいります。」
「当社は「デジタルベルト構想」を掲げ、通信基盤の進化に加えてAI基盤を組み合わせた次期デジタルインフラの構築を目指します。日本の地理的優位性を活かしながら、陸・海・空を網羅する「全国低遅延網・AI計算資源基盤」の構築を進め、Real-TechFusionの土台を支えるとともに強固な競争優位性を確立してまいります。」
「並行して、経営基幹職の業務負荷軽減を目的とし、リーダー向けHRダッシュボード「マネジメントインサイト」や、AIを活用した評価フィードバック支援プロンプトなどを導入しています。」
「2024年度から開始した「障がい者長期インターンシップ」は、法定雇用率の達成に寄与するとともに、DXや生成AIプログラムを通じた多様な活躍機会の創出、柔軟なキャリア形成支援に貢献しています。」
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「また2023年度よりDX基礎スキル研修をグループ会社へ拡大しました。DXの共通言語化の次のステップとして、「生成AIを当たり前に使えること」を目指し、スキルレベル別に育成プログラムを展開しています。」
「生成AIなどの活用により、定型業務を最小化、創造的な業務を最大化していきたいと考えています。」
「こうしたリスクに対応するため、当社グループでは、「KDDIセキュリティポリシー」「データ利用における基本指針」「KDDIプライバシーポリシー」および「KDDIグループAI開発・利活用原則」を策定し、KDDIグループ全体の情報セキュリティガバナンスの強化に継続的に取り組んでいます。」
「お客さま起点での価値づくりを重視し、お客さまの事業成長に貢献する「AI労働力」、暮らしや体験を変革する「AI生活力」を支える新事業を創造し、社会実装を先導するフロントランナーを目指してまいります。」
「また、日本国内においても、2026年1月に最先端のAIサービスを提供する「大阪堺データセンター」を開業しており、製薬業界や製造業界など、多様な分野でのAI社会実装を加速してまいります。」
「AIが社会インフラとして広く浸透する「AI前提社会」において、当社は、お客さまとの接点、全国に展開したインフラ、多様なスキルを持つ人財など、AIに代替されにくいリアルなアセットを生かし、異分野融合による価値創造手法「Fusion」を通じて、事業の強化・創出に取り組んでまいります。」
「複数のAIが協調して基地局パラメーター(電波の放射方向、強度など)を自律的に最適化する技術を導入しました。本技術は、分散強化学習(注2)に基づき、複数のAIが協力して学習した結果を統合することで、最適な設定値を導出します。」
「株式会社ローソンと連携し、ローソンの実店舗において「AIグラス」を活用した業務可視化の実証実験を行いました。本実証では、従業員が装着したAIグラスのカメラ映像から、AIが現場の作業内容や所要時間を分析し、業務の改善点を抽出しています。」
「通信、サービスに関する障害の原因を迅速に特定する「復旧支援AIエージェント」の運用を開始しました。本AIエージェントは、サービスやシステム構成に関する情報を構造化した運用向けデジタルツイン(注3)を活用し、各システムの機能と通信サービスにおける役割の関係性を分析することで、障害の起点となる可能性が高いシステムを特定します。」
「これにより、難易度の高い質問への対応をAIが支援し、お客さま応対時間を約70%削減する見込みです。」
「2025年11月、チャットのやり取りにおいて人間の応対を学習して高精度に再現するAIエージェントを開発し、auチャットサポート窓口に導入しました。自社開発のハルシネーション(注7)抑制技術により、過去の応対履歴から自律的に情報を収集・ファクトチェックすることで回答精度約90%を実現しました。」
「専門知識を不要とする統合開発環境や、AIと量子の計算資源を自動で割り当てる技術などのミドルウエア開発を進め、2027年度末までに量子技術を容易に利用できるプラットフォームを確立します。」
「またこれに加えて、AI時代の新たなビジネスプラットフォーム「WAKONX」を立ち上げ、法人のお客さまが抱える業界特有の課題解消に取り組み、お客さまの事業成長と社会課題解決に貢献していきます。」
「高品質・高信頼の「5G通信」をベースとし、「データドリブン」の実践と「生成AI」の社会実装を進めるコア事業を中心に、パートナーの皆さまと共に新たな価値が生まれる時代を目指すとともに、それを支える経営基盤を強化します。」
「3社は、ローソンの「未来のコンビニ」への変革に向けて、三菱商事と当社が有する事業基盤やAI・DX技術を活用することで、「Real×Tech Convenience」の拡大を推進するとともに、自治体と連携してお店と地域が抱える社会的課題を解決し「マチのほっとステーション」としての役割をさらに深化させていくことを目指します。」
「そして、今後は高輪での実証結果をもとに「Real×Tech Convenience」の仕組みを構築することで、他店舗への拡大を目指すとともに、データを活用したマーケティング高度化やPonta経済圏の拡大・活性化を推進し、ローソンの「未来のコンビニ」に向けた変革に協働で取り組んでいきます。」
「当社グループでは、「KDDI行動指針」「KDDIセキュリティポリシー」「KDDIプライバシーポリシー」「KDDIグループAI開発・利活用原則」の策定やリスクマネジメント委員会の設置により、コンプライアンス体制を確立しています。」
「サテライトグロース戦略では、高品質・高信頼の「5G通信」をベースとし、「データドリブン」の実践と「生成AI」の社会実装を進めるコア事業を中心に、パートナーの皆さまとともに新たな価値を創造し、「つなぐチカラ」の進化を加速しています。」
「WAKONXでは、社会のDX加速に不可欠な、AI・データ基盤・ネットワーク・運用保守をワンストップで提供することで、社会課題・業界課題の解決や日本企業の事業成長を加速していきます。」
「生成AIの社会実装については、国内トップクラスのLLM(大規模言語モデル)の研究開発力を有するスタートアップ企業との提携や、当社グループの計算基盤及びネットワーク資源を活用し、付加価値の創出に取り組んでいます。」
「また、本年3月には生成AIとデジタルヒューマン(※2)を組み合わせたオンラインサポート「auサポート AIアドバイザー」を導入しました。」
「お客さまサポートでは、昨年3月にauで提供する一部チャットボットによるお問合せ対応において、国内主要企業で初めて(※1)生成AIの活用を開始しました。」
「今後もAIを活用し、お客さまがストレスなく迅速にお問合せ内容を解決できることと併せて、業務・運用コストの効率化へつながる取組みを進めていきます。」
「パートナー企業との共創により、業界別のプラットフォームを構築し、サービス化して提供します。」
「昨年5月、法人事業ブランド「KDDI BUSINESS」のもと、AI時代の新たなビジネスプラットフォーム「WAKONX」を始動しました。」
「当社は、データ及び生成AIによるデジタル社会インフラの進展など、社会全体を取り巻く急速な環境変化に対応するため、2024年5月に事業戦略「サテライトグロース戦略」をアップデートしました。」
「アルティウスリンク株式会社及び株式会社ELYZAと、コンタクトセンター業務特化型LLMアプリケーションを開発し、2024年9月から、アルティウスリンクのコンタクトセンター向けサービス「AltiusONE for Support」の標準機能として提供を開始しました。応対内容要約・回答メール草案生成などの業務を効率化し、業務負荷軽減やサービス品質向上に貢献します。」
「当社グループは、「サテライトグロース戦略」を推進しております。同戦略は5G通信、データドリブン、生成AIをコア領域とし、コアを取り巻く複数の事業領域をサテライトとして位置づけ、それらの拡大を図ることを目指しています。」
「これを受けて、生成AI開発のための大規模計算基盤整備を開始し、1,000億円規模の投資を行い、国内最高性能の大規模言語モデル(LLM)(※1)や領域特化型LLMの開発を加速していきます。」
「2024年12月に、石川県、石川県警察、株式会社ローソンと、ローソン店舗の屋根に設置したAIドローンを用いた「地域防災コンビニ」の実証に成功しました。本実証では、AI制御により障害物を自動回避しながら安全に自律飛行が可能なドローンを、行方不明者捜索現場や交通事故現場と見立てた場所まで飛行させ、AIドローンのカメラ映像を通じて遠隔で初動対応を行い、警察活動への活用の可能性を確認しました。」
「また、あらゆる産業や人々の暮らしに通信やAIが溶け込む時代に対応し、当社のネットワークとラックのセキュリティを融合することでサイバーセキュリティサービスの高度化をさらに推進し、日本のサイバーセキュリティ業界の発展に貢献していくことも目的としております。」
「本公開買付けを通じて、ラックのサイバーセキュリティに関する豊富な知見と、当社のネットワークサービスなどの経営資源を集約し、お客さまに最適なソリューションを提供できる体制を構築していきます。」
報道の要点新しい順・1件
集めた記事の本文から、KDDI自身のAIに関わる動きを、AIが取り出したものです(人は確かめていません)。同じ動きを伝えた記事は1つにまとめ、日付は最初に伝えた記事の日です。括弧の中は、実際に動いた子会社です。札は発表の記録と同じく、本文からの判定です。
このライブラリーの読み解き1本
毎朝の読み解き(タブ「今日」)でKDDIを取り上げた日です。
読み解きを読む
セッションでは「モデルは共通化へ向かい、価値は独自データ×業務文脈の側に移る」と確認しました。国産基盤モデルがオープンソースとして無料公開される動きは、言語モデルそのもののコモディティ化をさらに推し進めます。汎用的な基盤が手軽に手に入る環境が整うほど、企業の競争力はモデルの性能差ではなく、現場に眠る映像や図面などの独自資産をどう組み合わせるかにかかってくるのではないでしょうか。
つながり
集めた記事で一緒に名前が出たものと、同じ業界の会社です。課題の種は、AIが書いた挑戦案です(実際の事例ではありません)。
同じ業界の会社 33社
一緒に出る言葉
- 生成AI(Generative AI)一緒に出た記事 4本
- エージェント一緒に出た記事 2本
- フィジカルAI(Physical AI)一緒に出た記事 2本
出来事の流れ
課題の種に出たところ 6案
- 海外出張者が、現地の燃えやすい季節の決まりを出発前に知っている状態にする2026年10月24日・業界を問わない・管理部門
- 乾いた草地では、車を止める前に“ここは火が出る”と運転手に分かるようにする2026年10月24日・運輸・物流・モノを動かす
- 火の出やすい季節の海外では、移動も自然の余力に合わせて決める会社にする2026年10月24日・通信・IT・管理部門
- 拠点の周りで火が出たら、本社より先に現地の仲間が気づける状態にする2026年10月24日・業界を問わない・管理部門
- 事故の第一報で、事実と謝罪と分からないことを分けて書ける広報にする2026年10月24日・業界を問わない・管理部門
このページについて
- 作り方
- 会社自身の資料(有価証券報告書・決算説明など)からAIに関わる文を自動で取り出し、毎朝集めるニュースの社名の出方と合わせて積んでいます。集めた範囲の記録で、会社の方針のすべてではありません。人は内容を確かめていません。
- 報道と発表
- 出典が会社自身(資料・ニュースリリース・公式サイト)なら「発表」、それ以外の媒体なら「報道」の札を付けています。報道には、会社が発表していない内容(取材による報道・観測記事)も含まれます。
- 報道の要点
- 集めた記事の本文から、その会社自身のAIに関わる動きをAIが取り出したものです。記事が別の会社の話と判定されたときは、この会社の記事(最近の記事・登場の推移・つながり)に数えていません。
- 札
- 「何を変えるか」「どこまで来たか」「テーマ」は、文からの判定です。
- 同業
- 同じ業界で、会社自身の資料にAIの取り組みが書かれている会社が3社以上あるときだけ並べます。3社に満たないときは、同じくくり(製造業・金融など)の会社を足して並べます。
- 日付と更新
- 日付は報道日・資料の日付。毎朝更新、最終更新 2026年11月7日。
- このライブラリー
- AI戦略ライブラリーは、AI戦略実践プロジェクトの一環で作っています。 プロジェクトは、事業を動かす方々がAIを前提にした戦略を実際に作り・動かす実践の場で、月1回のセッションがあります(参加費とお申し込み)。 ほかの会社は戦略の棚から。